MICEトレンド

2019年4月22日

【イベントレポ―ト】AI/Techスタートアップのための資金調達しナイト!

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2019年2月15日、『AI/Techスタートアップのための資金調達しナイト!』が、朝日新聞アクセラレータープログラム(Asahi Shimbun Accelerator Program)提供シェアオフィスにて開催された。スタートアップが抱える財務に関する課題解決に特化したイベントとして、カウンティア株式会社株式会社GOAL INQ主催のもと、ディップ株式会社YJキャピタル株式会社共催での開催となった。

イベントでは、資金調達にあたっての事業計画の立て方から、調達先の選定、DEBTとEQUITYの組み合わせ方まで幅広い財務のお悩みに、各フィールドの専門家がそれぞれの視点からプレゼンテーションを行った。
イベントの後半では、参加者からの質問をリアルタイムで募集し、専門家が即興で回答するインタラクティブな時間が設けられた。なお、イベントにはスタートアップの社長を中心に、事業会社、ファンドのマネージャーなど、20名を超える参加者が集まった。

アジェンダ

  •  総合司会の田原 彩香(ビジネスタレント協会 事務局長)よりイベント概要の説明
  • 資金調達にあたっての財務戦略(EQUITY編) 姥貝 賢次(公認会計士)
  • 資金調達にあたっての財務戦略(DEBT編) 若林 哲平(株式会社GOAL INQ)
  • 『スタートアップファイナンスに関する一問一答』 〜パネルディスカッション:姥貝 賢次(公認会計士)、若林 哲平(株式会社GOAL INQ)、大久保洸平(YJキャピタル株式会社)、進藤 圭(dip AI. Lab 室長)
  • 個別無料相談申込・名刺交換会

資金調達にあたっての財務戦略(EQUITY編) 姥貝 賢次(公認会計士)

イベントのトップバッターとして登壇した姥貝 賢次氏(カウンティア株式会社 代表取締役)は、エクイティ(EQUITY)による資金調達について20分間のプレゼンテーションを行った。

姥貝 賢次氏(公認会計士)

スタートアップの起業モデルから始まり、市場規模、事業プロセス、数値計画まで様々な切り口から話を展開し、スタートアップの抱える財務課題を解決するポイントが凝縮された内容の濃いプレゼンテーションとなった。また、公認会計士、スタートアップ起業家としての顔を持つ姥貝氏の語る資金調達のポイントは、起業家目線に立った実用的なものだった。普段は聞きなれないファイナンスの用語を、噛み砕いて分かりやすく説明する姥貝氏のプレゼンテーションでは、途中メモを取りながら話を聞く参加者も多く見られこの分野への関心の高さが伺えた。

 

資金調達にあたっての財務戦略(DEBT編 若林 哲平(株式会社GOAL INQ)

続いて登壇した若林 哲平氏(株式会社GOAL INQ)は、デット(DEBT)による資金調達について20分間のプレゼンテーションを行った。

若林 哲平氏(株式会社GOAL INQ)

スタートアップが銀行からの融資を行うメリットから、融資制度の基本な概要、融資判断の際に銀行が見ているポイントまで、デットファイナンスの全体像が理解できる起業家には嬉しい内容のプレゼンテーションとなった。一見するとハードルが高く感じる融資も、全体の構造が見えてくると次に取るべきアクションがが明確になる。そういった意味でも、若林氏の体系立てた説明は非常に勉強になるものだった。

特に、エクイティによる資金調達のイメージが強いスタートアップが、融資を活用することで得られるメリットについては熱心に耳を傾ける参加者の姿が目立った。

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