戦略

2020年2月26日

銀座、渋谷、原宿など、東京の各エリアを訪問する人の特性が明らかに

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博報堂DYホールディングスは、第三回「移動する生活者」に関する調査を実施し、その調査結果を発表した。今年度はシナラシステムズジャパン社と協働し、位置情報を活用して行ったという。東京の30エリアでそれぞれ一定頻度以上、来訪した方を訪問者と定義し、移動に関する実態や生活全体における商品、サービスのカテゴリーに対する購入、利用状況、意識を聴取した。

調査結果によると、平日の平均外出時間は約5.5時間で、エリア別では浅草が6.3時間、日本橋が6.1時間、新橋が6時間、新宿が5.9時間となった。年代別に訪問が多いエリアは、10代が原宿、20代が後楽園、三越前、浅草、上野、30代が表参道、代々木、40代が飯田橋、三越前、有楽町、大手町、六本木、50代が品川、飯田橋、代々木、60代が御茶ノ水、新橋、銀座という結果が出た。

また三越前、有楽町、六本木、浅草の40代の訪問者がよく購入する商品、サービスとして、三越前を訪問する40代は金融商品、チョコレート、アイス、タクシーを利用。有楽町を訪問する40代は旅行、ビール、日本、ワインを好む。六本木を訪問する40代は発泡酒、スーパーマーケット、調味料、美容整形が多く、浅草を訪問する40代はペットボトル、紙パックコーヒー、サプリメント、衣料用洗剤、機能性食品、保険商品をよく利用、購入することがわかった。

生活者のリアルな行動を起点に、エリアや時間帯に存在する生活者の商品購入やサービス利用等の特性を把握することができれば、企業はこれをいかしたマーケティング活動を推進することができる。

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